2008 12/26
- 展示を支える人々
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今日で世間は仕事納め。東博での設営も仕事納めとなりました。今日までで、会場がだいぶ形になりました。後は年明けに一気に開場まで突き進みます。ここまで設営に参加してきてみると、一つの展覧会を作るのにも、多くの方がそれぞれの仕事をされていることがよくわかります。ディスプレイの方法を検討し、設計する人、資料・作品を運搬する人、梱包・開梱する人、キャプションやパネルを作る人、それを運び、設置する人、配線や照明、機材を調整する人…。
福澤諭吉は、貧しい家庭で育ったため、何事も自分でしなければならず、その中で「鄙事多能」(ひじたのう)になったことを、終生誇りにしていました。鄙事多能とは、日常のちょっとしたことがうまいこと。下駄が斜めに減ればそれを自分で整えるし、桶を作ったり刀の鞘や柄を作ったり、畳を張ったりも自分で出来たとのこと。
私は連日、会場での職人技を前にして、ただただ圧倒され、尊敬の眼差しを送るばかりですが、私自身、手先には若干の覚えがあるため(笑)、少しやってみたくなったりすることがあります。その意味では、福澤もウズウズするような現場であるといえるかもしれません。なお、三田での仕事はまだ仕事納めとは行きません。よろしければ、年内引き続きおつきあい下さい。

