2009 01/17
- 福澤諭吉の原点、大阪
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福澤は、大分県中津の人ですが、生まれは大阪です。福澤生誕地のすぐ近所に昨年「慶應大阪リバーサイドキャンパス」が開設されました。本日は、そこで開講中の『学問のすすめ』に関する連続講座の1回分を担当させていただきました。大阪のこの場所を訪れたのは8年ぶりでしたが、当時は再開発に着手したところでほとんど更地だらけだったように記憶しています。すっかり様変わりして驚きました。写真の左奥に見えるのが玉江橋。福澤は、1835年1月10日(天保5年12月12日)、橋の北詰(写真右)にあった中津藩蔵屋敷の表門を入って右手にあった藩士長屋で生まれた、と記録にはあります。
この場所にはかつて大阪大学の医学部と附属病院がありましたが15年ほど前に移転し、現在は朝日放送の社屋が建っています。阪大の医学部は適塾を起源としますから、不思議な縁を感じます。右端の建物にリバーサイドキャンパスが入っています。朝日放送の建物の川沿いに「福澤諭吉誕生地」の記念碑があり、その左に「天は人の上に…」という『学問のすゝめ』冒頭の一節を記した石碑、右に中津藩蔵屋敷跡という碑が並んでいます。
今では整然と並んでいるこれらの碑ですが、今に至るまでに大変な曲折があったことは、知る人ぞ知るお話です。次回その話を書き、今回仕入れてきた大阪ネタを少々続けたいと思います。
※「未来をひらく福澤諭吉展」の大阪巡回は、本年8月4日(火)~9月6日(日)。会場は大阪市立美術館です。

